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ここは衛星が、日常から非日常へ逃げ込んだついでに 何か書いていく場所です。 そして、過去と向き合い、未来のために己をさらけ出す場所でもあります……
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 二十五日目


 何事も無く時間だけが過ぎていく。

 たまに先生や、碧さんが来てくれる。

 母さん、父さんも朝早くに来てくれた。

 時計は正午。

 流れるように時間が過ぎる。

 止まらない。

 終わりの足音が近くなっていく……

 でも、しかたない……

 だって、僕にはもう“明日”がないから。

 コン コン

直紀
「………どうぞ」

 ガッチャ

直紀
「……あ」

水月
「…………」

 水月ちゃん……

 部屋には入ってきたものの俯いたままそこから動かない。

直紀
「……水月ちゃん……ほら、その椅子……つかっていいからさ…」

直紀
「もっとこっちきなよ」

水月
「……うん」

 カラカラパイプ椅子を引っ張ってきて水月ちゃんが傍に座る。

直紀
「お見舞いに…来てくれたの?」

水月
「…………」

 小さく頷く。

直紀
「ありがとう」

水月
「…うん」

直紀
「帝に聞いたの?」

水月
「……昨日電話で……」

直紀
「そっか」

 その帝はまだ来てくれてないのにね……

水月
「そのとき……」

直紀
「ん?」


水月
「帝が、なおきぃは……ちゃんと選んだんだから、許してやれって……」

直紀
「え……」

 …………

 あ…………

水月
「ごめんね、なおきぃ……」

水月
「このまえの……」

水月
「森林公園の時も……あのあと、お姉ちゃんに怒られた……」

直紀
「……そっか…」

 でも……水月ちゃんの想いは…当然のもので……

水月
「なおきぃを責めれば済むと思ってた……」

水月
「悪いのは、なおきぃだから……苦しめばいいと思ってた」

水月
「でも……気分悪かったよ……」

水月
「こないだの……なおきぃを見て……間違ってたってわかった」

水月
「……ごめんね……」

直紀
「……いいんだよ…また……前と同じように…仲良くしよう…」

直紀
「……ね?」

水月
「……うん……うん…」

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 二十四日目
 
 あれからずっと考えていた。

 僕はどうするべきなのか


 やっぱり言えないよ……

 僕の気持ちは決まった。

 でも、今度はそのことをゆずに伝えるのが怖い……

 やっぱり、僕は……帝が言うような強い人間じゃぁないんだよ……


 言えば彼女は傷つく。

 思い上がりじゃない。

 ゆずがどれほど僕を好きなのか、想ってくれているのか。

 それはよく分かっている。

 それがわかるほどの時間を、僕と、ゆずは、共有していたんだ。

 だからこそ、彼女の想いがわかるからこそ怖い。

 彼女に怨まれることが、

 彼女を失うことが。

 思考がループする。

 なすべき事はわかっている。

 だが、それを実行できない。

 そんな僕の弱さを……痛いほど実感。

 

直紀
「ああぁぁああぁぁぁ!!」

 怒り任せに腕を振り回す。

 ガシャン


こないだ久々にガンダムSEEDを観ました


アズラエルいいですね、アズラエル


蒼き清浄なる世界の為に……


とまでは、思わないですけどw




 二十三日目

 

 なんとなく、公園に来た。

 立浜森林公園。

 立浜港公園とは違って、なんっていうか……

 青々としてる。

 ここでは自然を生かした造りが売りで……

 って、ウォーカーに書いてあったっけ。

 デートスポットとか紹介してあったけど……家族連れの方が多い。

 カップルは立浜港公園の方だな。

 ん~まぁ今日は落ち着ける場所を求めてやってきただけだからね。

 そういう人たちはいないほうが助かる。

 あ、アイス屋だ。

 ……食べようかな。

直紀
「おじさん、青りんご味ください」

おっちゃん
「あいよっ」

 手渡されたアイスバーを受け取り、百円玉を渡す。

 ジャリッ

直紀
「つめたーっ!」

 暑い時にはアイスだね~

 ジャリジャリくんを頬張りながら色々と見て回る。


シナリオ内では かなりの重要ポイントだとおもいますが……


そんななか 私は 築地にいってきました!!


元祖を名乗る マグロ丼の実力とやらを みせてもらってきましたw


結論からいうと、 おいしかった

でも、高かった (><)


築地は魅力的な場所ですね!(宗教的な意味で)

また行きたいです



 


ゆずに話す を選択


直紀
「……そうだよ」

ゆず
「……そうなんだ…」

 深くは…聞いてこない…?

直紀
「あ……あの、さ……」

ゆず
「なに?」

直紀
「…………」

直紀
「僕も………ゆずのことは好き……だよ」

ゆず
「…………」

直紀
「でもさ……」

ゆず
「……でも?」

直紀
「……僕、今……迷っているんだ」

直紀
「僕は……」

直紀
「僕は今……二人の女の子に惹かれている……」

ゆず
「…………」

直紀
「ゆず、君と……」

ゆず
「……葉月……?」

直紀
「え……ぁ……うん……」

直紀
「そう……」

直紀
「僕は……君のことが……本当に好きだ……」

直紀
「大好きだ……」

直紀
「でも……今、僕の心の中には……君だけじゃなくて…藤崎さんも……いるんだ」


 

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